ハードウェア、仮想またはクラウドアプライアンス。
10 Mbps から 100 Gbps まで。
Flowmon Probe は、SPAN ポートまたはネットワーク TAP を介してパッシブに接続します。
ネットワークデータは事前にフィルタリングされており、より明確な分析と視覚化が可能です。
Flowmon Probe は、IP アドレス、プロトコル、サーバー応答時間、ラウンドトリップ時間、ジッタなどに関する L2 ~ L4 情報をネイティブに収集すると同時に、トラフィックのカプセル化解除を利用して、トンネル自体ではなく実際のユーザーとアプリケーションの会話を監視します。さらに、Flowmon IPFIX 拡張機能は、ホスト名、URL、HTTP/S プロトコルのブラウザ情報、および DNS、DHCP、SQL、SMTP、Samba/CIFS などのプロトコルのその他のフィールドなど、追加の L7 データを提供します。
幅広いメトリックを活用して、ネットワークのパフォーマンスを把握できます。Flowmon Probe を使うと、サーバーの遅延 (サーバーの応答時間) とネットワークの遅延 (ラウンドトリップ時間) を測定でき、また、ジッタ、TCP 再送信、順序が正しくないパケットなどもチェックできます。
Flowmon の暗号化トラフィック分析は、Flowmon Probe を使用して IPFIX 形式のネットワークトラフィックメタデータを収集し、TLS プロトコル情報で強化します。トラフィックに関する豊富な情報が提供され、古い SSL 証明書、ポリシーに準拠していない証明書、暗号化の強度、障害や脆弱性を含む可能性のある古い TLS バージョンの識別が可能になります。
Flowmon は、L7 パケットを分析し、ネットワークベースのアプリケーション認識 (Network-Based Application Recognition、NBAR2) 名をエクスポートすることで、アプリケーションの使用状況を報告します。また、自律システム (Autonomous System、AS) 番号を使用してネットワークトラフィックの送信元や送信先に関する情報を提供します。
Flowmon Probe は、10 Mbps から 100 Gbps までの速度でネットワークトラフィックに影響を与えることなく、どんなネットワークにも展開できます。Flowmon Probe 仮想アプライアンス (VA) は、VMware、Hyper-V、KVM などの仮想環境に展開することも、AWS、Azure、Google Cloud のクラウドアプリケーションとして展開することもできます。